無垢家具ならではの奥深い魅力と特徴

一本の大木から切り出した、ソリッドな木材、それが無垢材であり、その無垢材で作られた家具を「無垢家具」といいます。

無垢材で作られた家具の魅力は何といっても年月を経るほど深みを増す経年変化が愉しめる点でしょう。

購入したばかりの無垢家具も艶やかで素晴らしいものですが、数年、数十年と経るうちに色味は深みを増し、アンティーク家具のような独特の重厚感を醸し出していきます。

また、木目は一つとして同じものはなく、すべての家具が一点ものであるのも無垢材の魅力です。

節目の位置、木材の色合いなど、自分のイメージにぴったりとあう家具を探す愉しみは無垢家具ならではのものだと言えるでしょう。

そして長い年月使い続けることができるのも無垢材の特徴です。

合板の家具の場合、表面の化粧板が傷ついてしまうとその傷はパテなどで埋めるほかありませんが、無垢材なら仮に大きな傷がついてしまっても表面を均一に削ることで美しい姿を取り戻すことができます。

数十年、ときには数百年にわたって使い続けることができるため、家族の歴史を見守るかけがえのない相棒となってくれることでしょう。